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ら踵を返すべきだろう。そう思い、足を動(dòng)かせば不機嫌そうな聲が引き止める。「何処へ行くつもりだ」前までは「早く去れ」と言っていた口が言う言葉には到底思えない。「明日は早いのでな。今日は早々に退散するつもりだ」「ほう。ここまで來(lái)ておいて今更そう言うのか」「元々來(lái)るつもりがなかった。何故今ここに自分がいるのかも不思議だ」素直にそう言えば、妖琴師は目を細めて笑う。「ならば、早く去るが良い。囀る蟲(chóng)に聴かせる音はここにはない」「手厳しいな。では、そうしよう?!ⅳ?、お前には申し訳ないが、暫くはここには來(lái)ないつもりだ」有言実行をもとにキッパリ宣言すれば、彼は何故かおかしそうに笑う。「いいや、君は來(lái)るさ。私が頼まずとも、君は來(lái)るだろう。明日の君は黙ってそこに佇み、自分の愚かさに嘆く事になる」「……」「どうした?去るのではなかったのか?何故いつまでもそこにいる」無(wú)言で佇めば、嘲笑混じりに言われてハッと我に返る。暫くはここには來(lái)ないと心に決めながら、久しぶりに何の子守唄もないままに寢所に潛った。しかしながら、朝が來(lái)るまで目は覚めたままで、意識はハッキリとしているものの、身體の疲労は昨日までが噓のように溜まっていた。重たい身體を引きずりながら、博雅と神楽を連れて都の鬼退治へと出向く。以津真天に二軍の引率を頼み、自身は術(shù)を使って周?chē)欷蛱饯?。そんな中、不意に袖を引っ張られ、私は背後を振り返った?/br>「晴明、今日は博雅に任せて帰った方が良いと思うの」「神楽……私は」「式達も晴明が體調が悪い事を見(jiàn)抜いてる。そんな狀態(tài)で戦っていたら、怪我をしてしまうかもしれないでしょ?」そう言われて式達に向ければ、戦いながらも以津真天が靜かな目でこちらを見(jiàn)ているのが分かった。見(jiàn)抜かれているというのは本當らしい。隣にいる妖琴師は一切こちらを振り返らない。「……すまない。今日は先に帰らせて貰うとしよう」「うん。そうして」不意に、妖琴師の琴の音が聞こえてくる。音を聴いた混亂した悪鬼は味方を傷つけながら、以津真天が最期のトドメを打っている姿があった。そんな事よりも、先程微かに聞こえた音の方が気になって仕方がない。これではいけないとかぶりを振り、博雅に事情を話(huà)にいく。しかしどうしてか、先に帰って寢所で寢ていたはずなのに、私はいつの間にかあの桜の木の下にいた。まだ晝間なので妖琴師の姿はない。そこにホッとしながら、早く去ろうとするのに足が全く言う事をきかなかった。鉛にでもなったかのようにその場(chǎng)に佇み、ぼんやりと桜の木を見(jiàn)上げる。「――だから言っただろう?君は來(lái)ると」背後から聞こえてきた馴染みある聲に私は振り返らない。否、振り返れなかった。「そこに跪いて乞うが良い。聴きたいのだろう?私の調べを」それま